ANA JCBカード プレミアムは「カードの年間利用額がいくらでメリットがあるの?

 ANA JCBカード PREMIUM (プレミアム)は、2011年5月より新たにANAカードの仲間入りを果たし、ANAとJCBがゴールドカードよりも上を行く最上位クラスのANAカードとして誕生しました。

ANA JCBカード プレミアムは、 付帯サービス内容とそのグレードの高さからして、ANAのプラチナカードといっても過言ではありません。

各クレジットカード会社が提供するゴールドカード以上のグレード、いわゆる「プラチナカード」は、 通常、クレジットカード会社からの招待制です。

しかし、ANA JCBカード プレミアムにおいてはインビテーションではなく、通常の申込みによって入会ができます

それではANA JCBカード プレミアムの詳細は、順を追ってお伝えします。


■入会資格について教えて
ANA JCBカード プレミアムの入会資格は、下記のカードの種類別のように定められています。

ANA JCBカード PREMIUM入会資格
→原則として30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方

ANA JCB スーパーフライヤーズカード PREMIUM 入会資格
→ANA JCB スーパーフライヤーズカードメンバー、及びANAダイヤモンドサービス、プラチナサービスの提供を受けているメンバー本人限定。

さらにANA JCBカード プレミアムは、JCBのプラチナカード独自の審査基準によって発行されるため、入会できるかどうかは、かなり厳しいものがあります。

当該カードに限らず、各種クレジットカードに確実に入会できるかどうかの判断基準は、私たち利用者は知り得ることができません。


ANA JCBカード PREMIUMの年会費は?
ANA JCBカード PREMIUMの最大のデメリットは、数あるANAカードの中で、年会費が特に高額な事です。その額、何と73,500円

ANA JCBカード PREMIUMのカード維持費を他のANAカードと比較

やはりクレジットカード一枚もつだけで、年間に73,500円も徴収されるのは、大きな痛手です。よって、年会費が高額な事を避けたい方はANAアメックスゴールドカードと同様、まったくオススメできない一枚です。ステータスにこだわらないあなたは、ANA JCBカード PREMIUMのメリットは飛ばしていただいて構いません。


ANA JCBカード PREMIUMの最強すぎるサービスとは?
ANA JCBカード PREMIUMはANAカードの中で、年会費が特に高額である一方、JCBのサポートや特典が非常に充実しており、ANAマイルサービスにおいてもANA JCBカード PREMIUM独自の高い積算サービスを提供してくれます。

その充実した独自のサービスをANAマイル関連向けと、旅行・出張関連向けの2つに分けて紹介します。

1,入会時、毎年のカード継続時に10000マイルの付与、ANA搭乗ごとに期間基本マイレージの50%をボーナスマイルとして付与

これは非常に大きなボーナスマイル付与サービスであり、その獲得出来るマイル数も全ANAカードの中で群を抜いています。下記の一覧表をご高覧いただければ、その超越した数値は一目瞭然です。

ANA JCBカード PREMIUMのボーナスマイル付与率

何もしなくても毎年10,000マイルが付与されるという事は、10,000マイルでフライトできる国内線の特典航空券が毎、年自動的に使えるという事です。

フライトボーナスマイルにおいては50%もプラスで加算され、これはANAスーパーフライヤーズカードと同じボーナスマイル加算率です。

2,JCBのOki Dokiポイントが通常の2倍に
このポイント付与システムも、とても強力なものであり、ANA JCBカード PREMIUM独自の嬉しいサービスです。

通常は1,000円につき、JCBカードのOkiDokiポイントは1ポイント付与されますが、ANA JCBカード PREMIUMは、1,000円で通常ポイントとボーナスポイントがそれぞれ1ポイント付与されて、結果的に合計2ポイントが付与されます。

通常ポイントの交換レートは100円=1マイル、ボーナスポイントの交換レートは100円=0.3マイルなので、結果的に100円=1.3マイルの交換レートとしてANAマイルが積算できます。

この100円=1.3マイルという交換レートは、全ANAカードの中で特に高いレートです。

例えば、一ヶ月で10万円の利用金額があった場合、一般ANAカードであれば、入会ボーナスマイル1,000マイルと12か月分のANAマイル積算が12,000マイルで、年間合計で13,000マイル獲得。

一方、ANA JCBカード PREMIUMであれば、入会ボーナスマイル 10,000マイル、そして12か月分のANAマイル積算が15,600マイルで、年間合計で25,600マイル獲得できます。

年間合計で25,600マイルも積算できたならば、【 羽田―グアム 】や、【 羽田―香港 】のエコノミークラス往復がレギュラーシーズンで20,000マイルなので、これで既に当該路線の特典航空券の利用ができます。

一般ANAカードとANA JCBカード  PREMIUMのマイル積算一例

3,ANA航空券購入時のマイルが2倍
通常、ANA航空券の購入時、ANAカードにて決済をすれば、搭乗実績に応じたフライトマイルとは別に、100円=1マイルが貯まりますが、ANA JCBカード PREMIUMにおいては、2倍で付与されるので、結果100円=2マイルとして積算されます。

■旅行・出張関連のサービス
ANA JCBカード PREMIUM会員限定のプラチナコンシェルジュデスクが24時間体制でアナタをサポートしてくれます。

旅の手配・ご予約などに限らず、ゴルフ場やレストランのご案内、その他さまざまな事で専任スタッフが24時間365日、いつでも相談に乗ってくれます。

通常、日本国内空港のANAラウンジは、ANAスーパーフライヤーズカー ドメンバー、ダイヤモンドメンバー、プラチナメンバー、ブロンズメンバー、及びスターアライアンスゴールドメンバーとプレミアムパス会員限定で提供されているラウンジなのですが、ANA JCBカード PREMIUM会員もANAラウンジが利用出来るようになりました。
(ANAラウンジは、プレミアムクラス搭乗者もANAラウンジの利用が可能です。)


プライオリティパスサービスについて
プライオリティパスとは、プライオリティ・パスと提携している世界100以上の国や地域、300以上の都市で600ヵ所以上の空港ラウンジが使えるサービスです。

プライオリティ・パスは年会費が有料ですが、ANA JCBカード プレミアムにおい ては、このサービスが無料付帯しているため、渡航の多いユーザーにとっては、重宝するサービスです。

なお、このプライオリティ・パスは楽天カードプレミアムにも自動付帯している無料サービスです。
利用可能な世界各国のラウンジは下記公式サイトよりご高覧ください。

▼プライオリティパス詳細
http://www.prioritypass.jp/intmkt/HKAFMOLJP09/jp/jp_proritypass_b.htm


ハーツNo.1クラブ・ゴールドのサービスが無料
ハーツNo.1クラブ・ゴールドは、海外渡航者向けに用意されたレンタカー特別プログラム。

日本国内においても、トヨタ・レンタカーの利用代金が、一般料金から15%が割り引かれます。

ハーツNo.1クラブ・ゴールドは年会費が5,000円かかりますが、ANA JCBカード プレミアム会員は年会費無料です。


ANA JCBカード PREMIUMのメリット まとめ
ANA JCBカード プレミアムは、他ANAカードと比較にならないほど多くのANAマイルが貯まり、また、毎月3回も4回も旅行・出張を頻繁にされる方にとっても心強いサービスが満載です。

ANA JCBカード プレミアムは、最高位ANAカードにランクインしているため、今後かなり注目されるでしょう。2009年10月にANAアメックスカードが誕生した時も、応募が殺到してお祭り騒ぎでした。

このカードについて訪問者さんから次のページのような問い合わせをもらいました。


訪問者からのANA JCBカード プレミアムについて一番多かった質問
 
≪ Question ≫
ANA JCBカード プレミアムを知りました。かなり興味深いサービスが沢山あるため、入会しようか迷っています。ただ、年会費が高いからそれも迷っている点です。

私は、年間で2,3回くらいしか飛行機に乗らないんですが、このカードは年間利用額がおおよそ何百万円以上でメリットが出ますでしょうか?

≪ Answer ≫
年会費73,500円という高額な理由は、一般カードでは受けられないようなオリジナルサービスが付帯しているからです。

なので、ANA JCBカード PREMIUMに限らず、こういったプラチナカードレベルのクレジットカードの価値を、年間のカード利用額のみで決めるのは、あまり好ましくありません。

しかし、今までANA JCBカード プレミアムに関して、「カードの年間利用額が、おおよそ何百万円以上でメリットがあるのか?」というギモンをお持ちの方が、かなり多かったため、これが「 カード利用額 」だけに焦点を絞って、年間でどのくらいのカード利用額でANA JCBカード PREMIUMの利用価値が出るのか、概算的に算出してみました。

早い話、年間73,500円相当以上のANAマイルが積算できれば、利用価値は出てきます。しかし、ANAマイルは搭乗路線や時期によって、1マイル当たりの金額価値が変動します。

よって、ANAマイルの利用価値の高い国際線で使うと仮定します。

航空券は時期や便によって運賃が変動しますが、73,500円に近い運賃を調べてみると、ANA便の【東京(成田・羽田)―ホノルル】が、エコ割5WEBの金額で、89,000円で販売されていました。

東京(成田・羽田)―ホノルルで必要なマイル
※上記は、ANA便で7月上旬時期のエコノミークラス・エコ割5WEB(正規割引運賃)の運賃です。時期によって価格が変動するため、最新の運賃はANA公式サイトからご確認ください。

一方、同じ路線を、ANAの特典航空券で使う場合、以下のように レギュラーシーズンで40,000マイルが必要マイル数です。

仮に、40,000マイルの金額価値が【東京(成田・羽田)―ホノルル(オアフ島 )】の運賃89,000円分に相当して、当該路線をANAの国際線特典航空券として使用するのであれば、これで年会費73,500円のANA JCBカード PREMIUMを所持する利用価値は少なからずとも出てきます。

では、一年間でANAマイルを40,000マイル貯めるには、一年間でどのくらいのカード利用金額が必要か計算してみます。

まず、ANA JCBカード PREMIUMは入会・継続で毎年10,000マイルが付与されるので、残りの30,000マイルは、各種キャンペーンなどのマイルが多く貯まる要素を除いて、カードの年間利用金額みのでマイルを貯めると仮定します。

30,000マイルを12ヶ月で割ると、2,500マイル。ANA JCBカード PREMIUMのカード決済にて得られるマイル数は100円=1.3マイルなので1ヶ月当たり約192,307円のカード利用額で、毎年約30,000マイルが貯まります。下3桁の端数を繰り上げて、毎月193,000円とします。

カード利用額があった場合の年間マイル積算数一例

上記の結果からみて、アナタが毎月約193,000円 = 年間で約231万6,000円以上のカードご利用金額があれば、毎年約40,000マイル貯まり、ANA JCBカード PREMIUMを持つメリットはあると言えます。

別の計算をしてみたところ、毎月約64,100円 = 年間約76万9,200円のカード決済でも合計22,000マイル貯まり、これでも【 羽田―グアム 】の特典航空券が使えます。

以上のことから、「カード利用額」だけで考えれば、毎月およそ20万円前後のカード利用額=年間240万円前後のカード利用額があれば、ANA JCBカード PREMIUMの年会費73,500円以上の特典航空券がお使いいただけるため、このカード利用額が一つの基準になるかもしれません。

しかし、今回算定したANAマイル数やカードご利用金額、運賃などは、特定の路線・運賃・必要マイル数を元にしているため、大まかな基準です。

これらの数値は常に変動するため、ほんの一例としてご参考にしていただければ幸いです。

一つ言えることは所得額が高い方や、生活水準が高い方、毎月の固定費や出費が多い方、そして多頻度にANAグループ便を利用するユーザーにとって、ANA JCBカード プレミアムは空と陸の両方でハイコストパフォーマンスが望める一枚になる事は間違いありません。

しかしその反面、年会費が全ANAカードの中で一番と高額な事と、プラチナカードレベルの独自の審査が設けられているため、一般カードやゴールドカードと比べると所持者はかなり少ないです。

このANA JCBカード PREMIUMにおいても、ANAアメックスゴールドカードと同様、好みがかなり別れますので、入会するかどうかは当項目で紹介した内容を判断材料にされてください。


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